81.3%が台風の時期に不調を経験!日常生活や仕事に支障が出る場合も。
例えば、
・気圧の変動で頭痛がする
・気分の浮き沈みが激しい
といった不快感を抱えている方も多いのではないでしょうか。
このように、気圧や温度、湿度など、天候の変化によって引き起こされる体調不良を「気象病」や「天気痛」と呼びます。
今回は48名に「台風の時期の体調不良」についてアンケート調査を行いました。
アンケート概要
調査方法:公式LINEアカウント調査
調査期間:2024年9月12日~2024年9月18日
調査人数:48名(男性13名 女性35名)
年代:10代(1名)・20代(11名)・30代(13名)・40代(11名)・50代(11名)・60代以上(1名)
1. 年齢を選択してください。
2. 性別を選択してください。
3. 台風の時に心身の不調を感じますか?
4. その時のことを詳しく教えてください
5. 不調を感じたときの対処法があれば教えてください
81.3%が台風の時に不調を感じている
・はい 39票(81.3%)
・いいえ 9票(18.8%)
※少数点第2位以下は四捨五入
台風の時期に心身の不調を感じている方は81.3%で、8割以上の人が台風時期に不調を感じていることが分かりました。
台風時期の不調:第1位「不安・気持ちの落ち込み」
1位:不安・気持ちの落ち込み 12票(25.0%)
2位:身体がだるい 11票(22.9%)
3位:頭痛 8票(16.7%)
4位:めまい 4票(8.3%)
5位:吐き気 3票(6.3%)
6位:肩こり 2票(4.2%)
7位:不眠 1票(2.1%)、注意力の低下 1票(2.1%)、特になし 1(2.1%)
・その他 5票(10.4%)
※少数点第2位以下は四捨五入
台風時期の心身の不調で最も辛い症状、第1位は「不安・気持ちの落ち込み」、2位「身体がだるい」、3位「頭痛」という結果でした。
この結果からも分かるように、台風の時期の不安定な天気は心身の両方に大きな影響を及ぼすことが分かりました。
では具体的にどのようなエピソードがあるのか、見てみましょう!
台風の時期の不調エピソード
女性・30代
精神のバランスが崩れ思考も鈍くなり、肩凝りからくる頭痛なので気分が沈みます。
女性・30代
気分が落ち着かず落ち込み、自己嫌悪が強くなります。また、余裕がなくなるため些細なことで感情が浮き沈みしたりイライラします。
女性・20代
台風や低気圧の際は起きていられないほどの頭の重だるさと下半身の重だるさと鈍い痛みで1日寝ている時がありました。
女性・20代
偏頭痛持ちのため、気圧に左右されやすく、嘔吐などの症状も出るため仕事を休んでしまった。
男性・30代
身体全体にだるさが抜けず、時には頭痛が、時には腰痛肩こりがひどく、また耳鳴りもひどくなります。
男性・30代
頭痛や目眩、吐き気があります。酷い時は立ち上がれません。でも、仕事を休むことはありません。早めに起きて、酔い止めと、頭痛薬で凌ぎます。それでも、電車に酔いやすくなるので出勤はグリーン車にのります。普通の横向きのシートだと吐き気が出てしまうので、前に向けるグリーン車でないと電車は乗れません。
さらに、1つの不調が引き金となり、他の症状も引き起こされることがあるようです。
では、そういった不調を感じた際、どのように対処しているのでしょうか?
次に、実際の対処法について見ていきましょう!
台風時期の不調対処法を聞いてみた!
女性・20代
とにかく体が冷えると内臓から弱りやすいので温かいものや薄味のスープや料理を摂ることと重だるさが強い場合は血流の改善のため軽いストレッチをするようになり以前よりとても改善されました。どうにもならない時や休めない時は薬を飲みますが食事に気をつけると辛さの度合いが大きく変わりました。
女性・30代
不安を感じた時に飲む薬があり、薬を飲み、目を閉じます。そのまま眠りに着くこともあります。昼夜が逆転してしまうこともあり、悪夢で目が覚め、時間の感覚がなくなります。対処する方法はわかりません。
女性・30代
「とにかく、こまめに休憩をとりつつ、今はひとつだけ何かしておこう」「出来ないことは諦めよう」少しだけ達成できたなら、もう今日はこれでおしまい!って気持ちで取り組んでいます。
女性・20代
薬を飲むけれど、あまり効かないので、横になって動かないようにして過ぎ去るのをひたすら待った。
・薬を飲む
・横になって休む
・無理せず、ゆっくりする
等の対策を取っていることが分かりました。
薬を飲んだり、ゆっくり休むという対策を講じている方の中には、薬があまり効かず、他の具体的な対策が分からないと悩んでいる方もいらっしゃいました。
台風時期の不調の多くは、自律神経の乱れが関係しているので、
・首や肩回りのストレッチをする
・耳~肩回りをカイロなどで温める
・着圧ソックスを履く など
血行を良くすると不調が和らぐかもしれません。
まとめ
② 最も辛い不調は「不安・気持ちの落ち込み」「身体がだるい」「頭痛」
③ 「薬を飲む」「無理をしないで休む」「横になる」などをして不調へ対策をしている
このことから、台風の時期には多くの人が心身ともに影響を受けやすいことがわかります。
特に精神的な不調や身体の倦怠感、頭痛が辛いと感じて、生活や仕事に支障をきたしている方が少なくありません。
多くの方が薬の服用や休息を取りながら、自分なりの対処法を行い、体調管理に努めているようです。
しかし「頭痛がひどく、めまいもあって動けない」「市販薬が効かない」など日常生活に大きな支障がある場合は、脳神経外科や頭痛外来がある病院を受診することも検討するとよいでしょう。